「ガンダム」ってゲームだと(SRWとか)リアルロボットにジャンル分けされていますが、
ガンダムってリアルですか?たとえばどんなところがリアルだと思いますか?
※ゲーム関係無しに作品としてです。
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リアルロボットというカテゴリは現在でも存在せず、明確な基準はありません。
ファンが勝手に呼んでいるレベルです。
もともと第4次スーパーロボット大戦から
スーパーロボットとリアルロボットという区分けができました。
ここからガンダムはリアルロボットと呼ばれるようになったわけです。
しかし、ガンダムはリアルと呼ばれてきましたがロボットがリアルというわけではなく
膨大な設定の数々、非勧善懲悪、当時の時代背景等を
盛り込んだためにリアルと呼ばれてきました。
要はストーリーがリアルという意味なんですが
ロボットがリアルだと思ってる人が多い。
(現実に存在しないためロボットはスーパーロボットなんです)
最近は意味もしらずに、勝手に自分たちで基準を設け、
リアルロボットという人たちが増えています。
追加
sibisenn1125さん の法則だと
ワンオフ機のMSやMAはスーパーロボットで
量産型があるグレートはリアルロボットというわけですね
面白い回答をありがとう。
明確な基準がないからみなさん脳内設定を書くだけではないでしょうか
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うーん・・・。明確な基準はないと思うんですね。だって「本当にリアルなロボットのアニメ」なんて現在過去未来存在したこと無いんですから。
そもそも「リアルロボットアニメ」というカテゴライズ自体、ガンダムより後(放映当時には無かった)に出来たものですし。ただ、私も含め、当時の視聴者が「ガンダムという作品にそれまでのロボットアニメには無かったリアリティ(本物っぽさ)」を感じたのは確かだと思います。
ガンダムをリアル(現実)だとは思いませんが、リアリティを感じたのは
武器・弾薬の補給や弾切れ
実際にいそうなキャラクターの性格(出自などはそりゃありえないですけど)
個人の能力ではどうにもならない戦場の広さ
人は死ぬときゃあっさり死ぬもの
なんかだったりします。
その後のガンダムシリーズにこういうリアリティを感じられないのは、とても残念なことですね。
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ロボットを兵器としてとらえている。
世界情勢とか人間ドラマがリアルっぽい。
ってあたりですよね。
ロボット兵器としての描写は初代放映当時としては画期的だったでしょうが、今ではだんだん通用しにくくなってきてると思います。
飛行機にも戦車にも戦艦にもかてる最強の汎用兵器!試作機は量産機より強い!強いパイロットにはそいつオンリーの専用機!というあたり、他にリアルロボットアニメがあふれる今では必ずしもリアリティある、とは思えませんね。
兵器の運用描写だけならマクロスのがリアルです。
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スーパーロボット→当時の技術では量産できないメカ(ロボ)
リアルロボット→当時の技術で量産が出来るメカ(ロボ)
マジンガーZなどは、1体しか作れていませんが、ガンダムは、量産されているので、リアルロボットです。
作品内容としては、主人公がかっこ悪い所でしょうか。
他の漫画やアニメのように、アムロが1人で敵を倒すわけではなく、他の要素が混ざって買ったこと。
それと、連邦が絶対正義で、ジオンが絶対悪ではなく、それぞれの正義と悪があるところ。
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ロボットの扱いや、キャラクターの内面描写、特に戦いの動機などですね。
ガンダムは、主役を含むロボットを単なる「兵器」として扱った、アニメとしてほぼ最初の作品です。
ある程度代わりのきく「兵器」に乗り、絶対的な正義や善悪の無い(ジオンはどちらかというと悪玉的に描写されてはいますが)「戦争」を、一般市民である主人公が「生き延びる」為に戦う、というのは非常に画期的でした。
それまでの作品は、全てがいわゆるスーパーロボット作品で、主役メカは唯一無二の「ヒーロー」で、「正義」に燃える主人公が「地球の平和を守る」為に「邪悪な敵」と戦うというのが一般的な筋立てでした。
ロボットそのものも、スーパーロボット特有の収納スペースや弾薬・エネルギーを無視した内蔵武器の数々を廃し、より現実的な外部兵装(それも弾切れになったり、状況に応じて使い分けたりします)を主に使用しています。
無尽蔵のエネルギーや無敵に近い装甲などの非現実的なギミックも非常に少なくなっています。
要は特撮ヒーローものと戦争映画の違いです。
ガンダムにしたところで、現在の眼で見れば荒唐無稽なところは非常に多く、とても「リアル」とは言えないのはまあ当然です。そもそも巨大な人型兵器というものが現実的にはありえない、つまりリアリティの無い存在なのですから。
それでも他の作品に比べれば遥かに「現実的」な作品だったのです。
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